2026.09.08現場のこと

シーリングの仕上がりが汚くなる3つの原因

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シーリングの仕上がりが汚くなる3つの原因

「ちゃんと止まっているのに、汚いと言われた」

私たちのところにご相談が来るきっかけで、いちばん多いのがこの一言です。防水の性能としては問題がない。それでも、元請や施主から仕上がりを指摘されてしまう。工事担当の方にとっては、いちばん困る形だと思います。

シーリングは、性能が目に見えません。見えるのは、目地の線だけです。だから評価は、どうしても見た目に集まります。

汚く見えてしまう原因は、たいてい次の3つのどれかです。

1. 線が通っていない

目地が波打っていると、遠くから見たときに1本の線に見えません。人の目は、まっすぐであるはずのものが曲がっていると、理由が分からなくても違和感を持ちます。

近くで見て正しく充填できていることと、離れて見て美しいことは別の話です。判断は、必ず引いた位置からしなければなりません。私たちは仕上げの確認を、必ず一度離れた場所からするようにしています。

2. 目地のふちに、はみ出しが残っている

シーリングの見た目を決めるのは、実は材料そのものより、マスキングテープの精度です。

テープを貼る位置が数ミリずれれば、その分だけ線の幅が変わります。剥がす順番やタイミングを間違えれば、目地のふちに材料が引っ張られて跡が残ります。清掃を省けば、周りに材料が付いたまま乾きます。

ここは手間の話です。省いた現場は、遠目にもすぐに分かります。

3. 中身が入っていない

これは見えない部分ですが、結果として表に出てきます。充填が足りていないと、乾いたあとに表面がへこむ。数年後には切れが出る。表面だけ整えても、中身が入っていなければ長くはもちません。

見えなくなる部分だからこそ、記録に残す価値があります。私たちは充填の工程を写真に撮ってお渡ししています。

本当の原因は、基準を決めずに着工していること

3つ挙げましたが、根っこは同じです。「きれいに仕上げてください」という言葉だけで着工していることです。

きれいという言葉は、人によって指す場所が違います。発注する側は線の通りを見ていて、施工する側は充填の確実さを見ている。そのまま進めば、完了時に食い違うのは当然です。

だから私たちは、打つ前に基準を決めます。直線・清掃・充填の3点について、どこまで仕上げるかを着工前に合意する。決めてから打つので、「思っていたのと違う」が起きません。

やり直しについても、打ち替えでの是正は可能です。まずはお気軽にご相談ください。ご相談はお問い合わせから承ります。私たちがどんな考え方で仕上げているかは、サービスのページにまとめています。

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